2014年7月16日水曜日

第66回 毎日書道展 (2014.07)

 

毎日書道展に出展し、無事入選いたしました。(東京都美術館にて展示 7/16-23 )毎日展、日展、読売展が三大書道展と言われますが、日展には我が奎星会は出展いたしませんし(書道史論争になりますゆえ割愛)、読売の歴史・規模からすれば、日本最大規模の書道展が毎日書道展です。

5歳から書道(習字)をはじめ、高校まで受験時代も細々と続けて(当時はなにも考えていなかったけど、受験勉強の合間に○○大学絶対合格と書いてスッキリしてみたり(笑)やはり書くことが好きだったんだな、私)、大学入学時は書道研究会に入るつもりで和室にいってみたら、たまたまその日は和室を落研が使っていてw誘われるがまま青山学院大学落語研究会に入ってしまったのですーー(lll-ω-)ま、それも人生か。そこから大きく道をはずれること十年。法律、金融関係の仕事から縁あってふとしたことからブライダルに転職。
仕事にも慣れてきた頃、平日休みの暇な時間(遊び相手がいないw)を活用しようとたまたまご紹介いただき、門を叩いたのが今の先生でした。
気軽に入ってみたら現代の書壇を築いた本当に素晴らしい立派な先生で……その門下生(といっても私の母ぐらいの世代の方たち)のレベルの高さに未だに驚愕いたしますが。環境が私を変えたというか、素晴らしい先生と先輩方に囲まれて日々を過ごすうちに、私も展覧会出品に挑戦してみようという気持ちになりました。
とわいえ、結婚妊娠出産で子育てに追われ、仕事に復帰して、月に1日しか筆を持たないようなときもあったけど、細々とすきまの時間に続けられたのも好きだったからこそ。

展覧会の作品づくりは公民館などの場所をみんなで借りて書いたりするので、仕事も娘のこともあるのに外でなんか私に書く時間ないー!!と諦めていたのです。うちでこんな大きな作品書けるのか?!と疑問だったけど、やってみたらうちの狭小リビングでもなんとか書くことができました(為せば成る)。ただし、娘が寝静まったあとの夜な夜なの作業。乾かす場所もないから一晩に一枚か二枚しか書けないような環境。夫がリビングを歩くときはカニ歩きw
娘が小学生になったときに奎星展に初出品し、先生のご指導のおかげで初回入選・入賞を果たし、翌年も入選・入賞。大きな自信になり、先生の門下となって10年目の今年、意を決して毎日展に出品しました。展覧会を年二回抱えるというのは我ながら限界なのですが……日々の課題や試験など……先生に私が今後取り組むべき課題を質問させて頂いたところ、臨書だけで最低12作……、一作に三年かかるとして36年かかります(꒪⌓꒪)

書道には終わりがないのもそのおもしろさ。そのときの自分にしか書けないものがあります。アンダー55が若手ですから〜私も先はまだまだ長い(笑)
毎日展初回突破した以上は、十年がんばって会友、そのうえの会員、目指して走りつづけたいと思います。
むっちゃ隅っこ(;・∀・)
ま、ここから這い上がっていくということで!(前向き

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